起業とは「今」の自分の生き方を変え、
「未来」に向け自分らしく生きるという事です。
結論からお話致しますと、
「個人事業主として起業するのはとても簡単」
なんだと知りました。
そして「自分らしく生きるための手段として最も適しているのが起業」
だと実際に経験してみて思いました。
私の体験
皆さんは感じたことはないですか?
会社のルールの中で生きていく息苦しさを。
会社の為を思って企画した事が
理不尽な一言で努力が一瞬で無に帰した事がありませんか?
上司・同僚が帰社しない為に、
特に理由なく残業し無為に時間を浪費してしまったり。
毎日毎日変化の乏しい日々。
幼い頃、夢に見た未来とのギャップ。
何物にもなれない焦燥感・・・ただただ不安になり焦る毎日。
私も皆様と同じ境遇でした。
そんな現実を歩いていたのです。
自分がトップになればこのジレンマや不満からは解放される。
独立がしたい。
自分の会社を持ちたい・・・
思いが募る日々が何年も続いたのです。
ですが、当時の自分は給与という安定が無くなる不安、
そして身ひとつで仕事を立ち上げられるだろうかという不安から、
あと一歩を踏み出すことがずっと出来ないでいました。
そんな時に、
創業支援センターという当方の在住している行政が行っている
起業支援のチラシが自宅のポストに投函されていたのです。
そのチラシを見た時に妻に
「独立したいんだけど良いかな?
もし、貯蓄が尽きて食べれなくなったらバイトしてでも頑張るから」
と伝えたら「その時はその時だから、やってみたら?」と
とんとん拍子で話が進んだのです。
チラシというキッカケがあり、
家族の同意も得られ独立を決意しました。
仲間内にはやめたほうが良いという人も多々いましたが
振り切って辞表を提出し退社。
結果、この選択は間違いなかったと今は実感しています。
あの時、思い切って起業という舞台に飛び込んだ事は
私の人生の大きな転機でした。
もちろん仕事については
かなり大きな山谷がありましたが
振り返れば良い思い出になっています。
起業のメリット・デメリット
私が思う起業のメリットとデメリットは下記です。
メリット
- 自己の成長を強く感じる
- 仕事に対する向き合い方が変わる
- 時間単価の報酬が大きい仕事がある
- 新たな人間関係が作れる
- 自分の好きなことで生活が出来る
デメリット
- すべて自己責任
- 対価に合わない仕事も中にはある
- 安定には時間も労力もかかる
- 常にビジネスの勉強をしていないと市場の波に呑まれる
この先、どうしたらよいのか
「起業独立なんて不安定なことは出来ない。
サラリーマンは安定しているから独立しないほうが良い」
という人もいます。
その気持ちは良くわかります。
ですが、あのトヨタ社長ですら
「終身雇用を守っていくのは難しい」
と言う時代です。
今現在は、コロナという感染症の流行もあり
中小企業は生き残るのに必死です。
そうなると、
自分の身は自分で守っていくスキルが
必要になるのではないでしょうか。
結論
私のようにいきなり退社して身ひとつで独立するのは
かなりリスクが伴いますが、
会社に就業しつつ、
副収入を作り、
育てていくのがこれからの時代必須になると思います。
「長い人生のリスクをしっかりマネジメントする」
そういった精神で、
起業という道を皆さんも盲目的に否定するのではなく、
副業という小さな起業をし、
先の見えない未来を自分らしく
生き抜く力を作るのが良いのではないかと思います。